遅くなりましたが…その2
- 2015/04/29 09:28
本圓寺からの各種ご案内・ご報告など
棟梁の笠原さんと建築士の重原さんより感想をいただきましたので紹介します。
厳粛かつ荘厳で沢山の僧侶・建設委員長また総代さんをはじめ大勢の檀信徒の皆さんそして職方が参列、何より晴天に恵まれて、皆んなにお祝いして頂いて大工冥利に尽きます。一世一代の大仕事。
御住職が、本圓寺は220年も経ちますと開山1000年になりますと言われました。その時この客殿があって良かったと言われるような仕上がりを職方全員で精進します。
棟梁 笠原彰夫
私が設計事務所開設から20年が経ち建物の大小はあれどその家、その建物の用途、施主の思い等様々な形式の上棟式を経験してきました。
そんな中で今回の上棟式ほど古式に法り、厳かである上棟式は初めての経験でした。
通常であれば棟が上がった事のお祝いと工事の安全祈願が主である様式の多い上棟式の中で、安全祈願は元よりそこに携わる方々全てへの感謝の気持ちまでが伝わる格式高い本当の上棟式だったと感じました。
形式だけの上棟式が多くなった昨今、見ているだけの式と違い、自らも祈願の行事に参加するという貴重な体験も出来、建物落成へ向けての更なる決意が高まった、そんな思いになる上棟式でした。
(有)重原建築設計事務所 重原 昇
上棟式を厳修いたしました。建設委員さん、総代さん、先達世話人さん、世話人さん、檀家さん、職人さん、大勢の方に
お越しいただきました。
まず、新客殿前にてお経
そして大黒柱、鬼門へとお経をあげました。
この棟札を客殿上部に納めました。
こんな感じです。
工事の順調な進捗と無事を祈っています。